他人と自分との距離感が精神衛生を保つ
こんにちは、俺です。
俺の職場で、「男性脳」「女性脳」の違いを熱弁する方が居るのですが、俺の意見と絶望的に食い違うので、この話題で会話が盛り上がることがあります。
「女性は共感してあげないと駄目」
「女性のマネージメントは、そういうのも考慮しないと駄目」
果たして、本当にそうなのでしょうか?
共感するということは、肯定しなければいけないポイントが必ず出てきますし、肯定したことが後々、自分の首を締めることに繋がってしまうこともあるかと思うのです。
俺自身、以前に担当した部下の女性で、謝った「共感」が原因で、面倒なことになってしまったことがあります。
マネージメントを失敗しただけ、と言えば話は早いのですが、肯定「してしまった」から、それを覆すことが出来ず、「前に言ってくれた事と違うじゃないですか!」と部下の女性を激昂させてしまった・・・という苦い経験があります。
また、仮に適切な共感が出来るようになった後に待ち受けているのが「客観視できるか」という点です。
相手と気持ちや視点を同化させてしまい、冷静な判断が出来ない状態になってしまうこともあります。
親身になりすぎるのも問題ですし、精神衛生を保つことが難しいのではないでしょうか。場合によっては日頃の仕事にも影響が出るかもしれません。
親身になってあげられ事は、とても素晴らしい事ですが、相手との距離感を保つことはとても重要です。
仕事が手に付かない状況は、普通ではありません。しっかり、相手に飲まれないよう、意識したいものです。