無駄知識を貴方へ

意味なし意図なし損益なし。

心をもっと強くしたいあなたへ

こんにちは、俺です。


辛いことがあるたびに、
「つらい」
「逃げ出したい」
「この気持ちを誰もわかってくれない」
こんなことを常に考えてませんか?


その場しのぎで、何とか切り抜けても、何かあるたびにフラッシュバックのようにとらわれ続けている人は大勢いるのではないでしょうか。


俺も、昔はそうでしたが、ある出来事をきっかけに「パラダイムシフト」が発生し、どんな事でも立ち向かえるようになりました。


それは何か?


一言で表すと、「地獄を味わう」ことです。


俺が中学生だったころ、陰湿ないじめが大流行し、不登校になる学生が1クラスに1人いるような状況でした。更に、クラスごとに暴力をふるう問題児が存在し、クラス担任も見て見ぬふりをするという最悪な環境で、俺は中学生時代を「消費」しました。

当時の俺は、中身のない正義感で溢れていて、暴力のターゲットになっている子を助けたところ、俺もそのターゲットの仲間入りを果たし、クラスの男子全員を敵に回しました。そうです、助けた子も敵に鞍替えしたのです。多勢に無勢、俺はボコボコにやられてしまい、見も心も徹底的に叩かれました。

その時にパラダイムシフトが起きたのです。

心のどこかで、「正義の心があれば何とかなる」といった根拠の無い、甘い考えがあったのですが、パラダイムシフトを経て、「力が無ければ、他人も自分自身すらも守れない」という思考に変わりました。


その後、高校時代は身体を鍛え、中学生時代とは比較にならないくらい身も心も強くなり、そこで多くの友人に巡り合いました。今も、その友人たちとは交流があります。

社会人になり、役職につき、様々な成功と失敗を経て、今に至っているのですが、あの「地獄」が無ければ、俺はたぶん成長出来なかったと感謝しています。

感謝する気持ち自体、過去を正当化する保身なのかもしれませんが、少なからず心が強くなる要素は、「地獄を経験する」ことに尽きるのだと思います。


農家のひとは、育てている植物に、適切なストレスを与えて育てているそうです。

http://bsw3.naist.jp/research/index.php?id=1000

人間も植物も、ストレスの恩恵を受け、より良い成長に至っているのですね。


自分の価値観を揺るがす程の経験が無いと、パラダイムシフトを体験することは出来ませんが、対人関係が無いと体験できません。

恐れる気持ちをわかってくれない、と考えるのではなく、パラダイムシフトを楽しみながら受け入れる心構えも大事なんだと思いますね。